消防署 畳表替え
~仮眠をとるためのベット畳の施工です~

施工事例

こんばんは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。

昨日より本日にかけて、消防署の畳表替え工事を施工させていただきましたのでご紹介いたします。
使用した材料はこちら。

畳表:熊本八代産「本間 涼風」(生産者:小嶋新吾)、熊本八代産「本間 ひのみどり」(生産者:岩本栄治

畳縁:大宮縁 太閤 No800 です。

今回の畳は、消防士の方々が夜勤の際に仮眠をするためのベットの畳です。私たち市民のために日々頑張ってくださっている消防士の方々が少しでも心地よく休んでいただきたいという想いから、様々な畳表の使用を検討しました。

今回は本間サイズという関東地方では一般的な畳の大きさよりも少し大きいサイズの畳であったこともあり、最終的に小嶋新吾さんと岩本栄治さんのお二人の畳表を使用させていただくことになりました。

畳縁はオリンピックを意識して、市松模様柄の太閤No800です。

 

施工前の畳がこちら。

施工後はこちらです。

仕上がりを隊員の方々に確認していただきました。

「20年来の悲願が叶いました!!!」と、とても喜んでくださいました。

施工前の畳は、毛羽がひどく布団や洋服に畳の毛羽が常につく状態であったそうです。

(実際に施工前に畳を見せていただいた際には、これで休まれているのかと思うと、言葉が出ませんでした・・・)

「香りがいいですね」ととても喜んでくださいました。

本来であれば仮眠をして体を休めるお部屋ですが、今までは毛羽の付着によるストレスも多分にあったのではないでしょうか。

今回使用させていただいた畳表は、長く使っていただくほどに、確かな品質も感じていただける商品です。

今日からは、このい草の香りの中で限られた時間ではあると思いますが、少しでも体を休めていただければと思います。

この度は、どうもありがとうございました。

毎日、毎日、安心安全な生活をありがとうございます!

 

畳も、人も、

長い付き合いを。

銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。

 

※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。

熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連携協議会)より「いぐさ・畳セミナーの動画」をご覧いただけます。

・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)