熊本八代のい草の今
~2021年5月15日、い草生産者 上本さんの作業の様子です~

お知らせ

こんばんは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。

銀虎がおすすめしている熊本八代畳表の生産者 上本さんより、本日の作業の様子をおくっていただいたので、ご紹介します!

今年も5/7に熊本市内にある酒造会社から焼酎の絞り汁を引き取らせて頂いたそうです。

そもそも菌体液として、とても優秀な資材である焼酎のしぼり汁、例年すぐに散布の準備となりますが、今年は引き取ったうちの半量(1t)に黒砂糖10kgを投入して発酵熟成を行うそうです。

上本さん曰く、イメージとしては、タンクの中で増殖を繰り返すうちに、強くて、優秀な菌体(酵母など)に育てる事が出来るのかな?という予測のもと、行う実験なのだそうです。

こちらが実際に投入している様子です。

 

この酒造会社は、上本さんが通っていた高校の最寄り駅のすぐ側にあり、高校3年の部活(サッカー部だったそうです!)が終了した後、2ヶ月ほどアルバイトをしていた酒造会社なのだそうです。️それからおよそ25年の歳月を経て、また違う形でお世話になるとは・・・と感慨深いご様子。また、酒造会社の方に、当時アルバイトさせて貰っていた旨をお話ししたところ「凄いご縁ですね!」ととても喜んでくださったと、心温まるお話を聞かせていただきました!

 

そして、今日の熊本八代。今日は雨の1日だったそうです。明日も雨の予報とのこと。

こちらは、1番刈り予定のい草の様子だそうです。

 

安心安全な畳表のために、今日も一日ありがとうございます。

畳も、人も、

長い付き合いを。

銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。

 

※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。

 

上本さんのfacebookはこちらです。よろしければご覧ください!

熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連携協議会)より「いぐさ・畳セミナーの動画」をご覧いただけます。

・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)