熊本八代のい草の今
~2022年10月15日、生産者上本さんの作業の様子~

お知らせ

こんにちは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。

銀虎がおすすめしている熊本八代畳表の生産者 上本さんより、作業の様子をお送りいただいたので、ご紹介します。

木曜朝から金曜朝にかけて、苗床Bと苗床Cの太陽熱消毒処理をしたそうです!
【苗床B】
「苗床Bはこの前まで夏苗を育てていた苗床で、来年はこの苗床Bで秋苗を育てる予定の為、掘り取りが終了したこのタイミングで、すぐに取り掛かりました!!」と上本さん。
【苗床C】
苗床Cは今年の冬に元苗を植え付けるのと、その元苗を株分けして、春苗を育てる畑になるそうです。
「本来ならこの苗床Cはもう少し早くに処理したかったんですが、台風シーズンを避ける為と、畑横で大規模な工事が行われている為、このタイミングになってしまいました」と話してくださいました。
この苗床Cに今年の冬に植え付ける元苗は、令和6年の夏に収穫するい草を育てる場所になるそうです。
つい先日、収穫が終わった感じがしますが、既に来年収穫の為のい草は夏苗から秋苗へとステージをかえ、稲刈り終了次第、植え付け作業がはじまるなど、様々な工程がその翌年の苗の準備と同時進行で進んでいきます。
「頭の中で、先の作業の事を整理しながらステップを進めて行きますよ!!」と、力強く上本さん。
 行き当たりばったりの作業では、やるべきことが後手後手にまわり、思うような生育をしてくれないこと。そして何より上本さんご自身が納得して作業したいと常に考えていらっしゃるためです。
また、今回の記事でご紹介した「太陽光処理」は、実施しているい草農家さんは少ないそうです。しかし、上本さんが自信をもってお客様にお届けできるい草の生育のためには必要と判断され、迷いなく作業を進めていらっしゃいます。
そんな日々のおかげで、お客様には自信をもって上本さんの畳表をご紹介できるのです。
今日も一日、ありがとうございます。
畳も、人も、

長い付き合いを。

 

銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。

銀虎は、2021年度より、さいたま市SDGs認証企業として、さいたま市より認証いただいたさいたま市内唯一の畳店です。持続可能な畳のある暮らし「地域循環型社会」を目指しています。「10年先もなお美しく、そして心地よい畳選び」をお約束します。日本の安心安全な畳の魅力を再び強く感じ、未来の子ども達そして世界中に日本の安心安全な畳を繋いでいくことが、私たちに課せられた大きなミッションです。

※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。

 

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熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連携協議会)より「いぐさ・畳セミナーの動画」をご覧いただけます。

・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)

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