こんばんは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。
本日、施工させていただきました、埼玉県さいたま市見沼区I邸の畳表替え工事施工例をご紹介いたします。
まずは、仕上がりから。
I様は、「畳を新しくしたいのですが」と、ご来店くださったお客様です。
お話を伺うと、この夏休みに離れて住むご家族が帰省されるとのことで、このタイミングで畳を綺麗にしたいとのことでした。3年ほど前から畳を替えることを検討されていたとのことで「床が使えるのか」と大変心配されているご様子でした。
店頭では、実際に様々な畳表の見本をご覧いただきながら、生産者さんの想いやお人柄をお話しさせていただきました。織の大変美しい橋口英明さんの「ひのさやか」を気に入ってくださり、本日施工となりました。
使用した材料はこちら。
上記の出荷証明書の読み方は、こちらのページをご覧ください。
畳表:熊本八代産 「ひのさやか」(織り手:橋口英明)
畳縁:大宮縁 ラン ラベンダーです。
施工前の畳がこちら。
「畳床が使えるのか・・」とご相談いただいておりましたが、実際に畳を拝見したところ補修にて対応可能であり、今回は畳表替えでご対応させていただきました。
銀虎は、地域の畳店として「お客様の想いと畳表の生産者の方々の想いを繋ぐ大切な役割」を担わせていただいております。
とことん真面目に。そして丁寧に仕上げます。そして納品。
施工後をご覧になったI様。
「畳の香りが本当も良いですね」「縁もとても綺麗」と、畳表・畳縁・仕上がりとご満足いただくことができました。
以前、橋口さんが「見えないお客様であっても、お客様の事をとても大切に思っています。そして、い草・畳表への愛は私の人生そのものです」と話しくださいましたが、そんな畳に込められた橋口さんの想いも一緒にお届けできたと信じています。
銀虎が自信を持ってご紹介している畳表は「裏返し」を行なっていただけば、その先10年、15年と長く美しくご使用いただける畳表です。時間の経過とともに確かな品質を感じていただけます。飴色に退色していく美しさも併せて感じていただければとても嬉しいです。
「今後ともよろしくお願いします」と、大変ありがたいお言葉を頂戴しました。ありがとうございます。
久しぶりのご家族との再会を前に行った大切な畳の表替え。このようなシーンに銀虎をお選びくださりありがとうございます。新しい畳の上で、温かい時間をお過ごしください。
今後ともお客様に喜んでいただける畳表がお届けできるよう、日々精進いたします。
この度は、どうもありがとうございました。
畳も、人も、
長い付き合いを。
銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。
銀虎は、2021年度より、さいたま市SDGs認証企業として、さいたま市より認証いただいたさいたま市内唯一の畳店です。持続可能な畳のある暮らし「地域循環型社会」を目指しています。「10年先もなお美しく、そして心地よい畳選び」をお約束します。日本の安心安全な畳の魅力を再び強く感じ、未来の子ども達そして世界中に日本の安心安全な畳を繋いでいくことが、私たちに課せられた大きなミッションです。
※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。
熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連
・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)