こんばんは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。
昨日から本日にかけて施工させていただきました、埼玉県さいたま市見沼区M邸の畳表替え工事施工例をご紹介いたします。
まずは仕上がりから。
1階
2階
使用した材料はこちら。
↑施工直前に畳縁変更のため、写真を撮り忘れてしまいました・・。実際に使用した畳縁は黄金色の太閤No800です。
畳表:熊本八代産 「ひのさくら」(織り手:上本修久)
畳縁:大宮縁 太閤 No800
2階
畳表:熊本八代産 「ひのさやか」(織り手:橋口英明)
畳縁:大宮縁 市松柄(グリーン×黒)
M様は、ご近所のお客様でかねてより銀虎を知っていてくださり、今回畳を変えるにあたりご相談くださったお客様でした。
様々な見本をご覧いただき、お部屋の使用頻度を考慮して橋口さんの畳表と上本さんの畳表をお選びくださり、施工の運びとなりました。
施工前の畳の状態がこちら。
銀虎は、地域の畳店として「お客様の想いと畳表の生産者の方々の想いを繋ぐ大切な役割」を担わせていただいております。
とことん真面目に、丁寧に、そして真心こめて仕上げます。そして納品。
こちらは、上本修久さんの「ひのさくら」を使用したお部屋です。上本修久さんは畳の向こう側のお客様の笑顔のために・・という想いを胸にい草と向き合っている生産者さんです。そんな上本さんが手掛ける畳表は「環境浄化微生物を使った畳表」であり、老若男女誰にとっても優しい畳表です。また、通常の規格以上にい草の本数を使用した畳表を特別に織りあげていただいております。(上本さんの畳表をお取り扱いできるのは、さいたま市内で銀虎のみです)
こちらは、橋口英明さんの「ひのさやか」を使用したお部屋です。橋口英明さんは日本屈指の畳表生産者さんです。総理官邸・熊本城・永平寺・国宝青井阿蘇神社・国指定名勝松浜軒などに納品されている畳表を織りあげる生産者さんであり、大変美しく心地の良い畳表です。
施工後をご覧になったM様。
「畳表はとても綺麗で証明書もありとても信頼できますね」「畳縁は色違いの市松柄で、大変気に入りました!」と笑顔が印象的でした。
「裏返しも、今後も宜しくお願いしますね」と励みになるお言葉をかけていただきました。ありがとうございます。
銀虎が自信を持ってご紹介している畳表は「裏返し」を行なっていただけば、その先10年、15年と長く美しくご使用いただける畳表です。時間の経過とともに確かな品質を感じていただけます。飴色に退色していく美しさも併せて感じていただければとても嬉しいです。新しい畳のお部屋で心地よい時間をお過ごしください。
末長くどうぞよろしくお願いいたします。今後もお客様にご満足いただけるよう、日々精進いたします。
※今回あまりお天気が良くない中での施工となりました。お客様のご都合、ご希望により今回のようなお天気の中でももちろん施工可能です。またお天気の良い日に延期することももちろん可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
畳も、人も、
長い付き合いを。
銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。
※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。
熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連携協議会)より「いぐさ・畳セミナーの動画」をご覧いただけます。
・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)