熊本八代のい草の今
~2021年5月25日、い草生産者 上本さんの作業の様子です~

お知らせ

こんにちは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。

銀虎がおすすめしている熊本八代畳表の生産者 上本さんより、昨日の作業の様子をおくっていただいたので、ご紹介します!

昨日の熊本八代は曇りのお天気で、明日の明け方から午前中にかけて、またまた大雨の予報とのこと。

雨の降っていない貴重な時間帯の有効活用が大切なのだそうです。

そのため製織(畳表をおりあげる)をしつつ、1番刈り夕凪品種の網上げをして、夕方には先日引き取って来た焼酎の絞り汁を苗床に散布しましたよ!と上本さん。

その様子がこちらです。

苗床は雨続きでぬかるんでいましたが、出来る時に出来る作業をしなければ、とうとう出来ずじまい、、、になりそうなので、このタイミングで実施したとのだそうです。

すでに搾り汁を引き取ってからだいぶ時間も経過しており、絞り汁の変化が楽しみだったそうですが、麦焼酎の絞り汁との事で、お味噌の香りに変化していたそうです。

作業中は散布液が顔にかかるほどの強風だったそうで、「作業後は顔中にお味噌を塗ったかのようになりました」と、笑いながらお話ししてくださいました。

因みに、この苗床は今年の10月頃に来年の収穫用のい草を育苗するのと、12月に元苗(再来年収穫するい草)を育苗予定の苗床で、本日耕起、その後代掻き後、養生する予定だそうです。

 

「自分の考えが、たくさんの方々に幸せを届けられるように、また、僕らの畳表を喜んで貰えるように、しっかりお仕事致します」と、上本さんは熱く語ってくださいました!!

そんな想いを一人でも多くのお客様にお伝えしたいと思う私です。

 

そしてこちらが残った絞り汁と、上本さんが培養している環境浄化微生物(自家培養発酵菌体液)を混ぜているところです。

後日、今年い草を作付けせずにイタリアンを撒いて休ませていた田んぼに散布する予定だそうです。

 

昨日の春苗の写真だそうです。そして上本さんからの問題です。

何の生物が隠れているかわかりますか???(^^)

 

安心安全な畳表のために、今日も一日ありがとうございます。

 

畳も、人も、

長い付き合いを。

銀虎は、地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けて参ります。

 

※銀虎では、新しい生活様式安心宣言に則り、出来る限りの新型コロナウイルス感染防止対策を実施した上で、お客様のご自宅にお伺いさせていただいております。

 

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熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会(全国い産業連携協議会)より「いぐさ・畳セミナーの動画」をご覧いただけます。

・いぐさの話
(北九州市立大学 国際環境工学部 教授 森田 洋)
・いぐさがもたらすリラクゼーション効果について
(九州大学大学院 農学研究院 清水 邦義)
・畳表品質の見分け方
(熊本県藺製品卸商業協同組合 理事長 松永 賢一)

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