こんばんは。さいたま市見沼区の畳店 銀虎です。
私達銀虎は、心地よい状態のまま長く使い続けられる畳をお客様にご提供したいといつも考えています。
そのような中で、さらにさらにその想いが強くなった出来事が少し前にありました。
今日はその出来事をご紹介します。
今年2月の産地研修の際に、九州大学【学】とアグリシステム総合研究所【官】が中心となり「い草に新たな付加価値をつけ、新しい需要を開拓していくプロジェクト」が進められていることを知りました。
その過程においてい草の香りには「リラックス効果」や「安眠効果」があることが生理学的に立証・確認されたことも知りました。
そんなプロジェクトに興味を抱いた私は、当時アグリシステム総合研究所の研究参事が、幕張メッセまで出張される事を知り(2月の展示会出席のため)、勝手に運命を感じ、幕張メッセに直接出向き、お話を聞かせていただきました。
アグリシステム総合研究所の研究参事からは、産学官一体となった研究の推進が自分たちの役割であり、
い草の機能性の最大化(品種改良や栽培加工技術等の開発)、い草の需要拡大(民間企業や大学と連携したい草の新しい活用法の提案)が大きな課題であることをお聞きしました。
同時に「い草の良さを一人でも多くの消費者の方にお伝え頂けたら」という熱い熱い想いを受け取ったのでした。
「畳も、人も、長い付き合いを。」
地域に根ざした畳店として、これからも正直な仕事を続けていきます。
改めて深く深く心に誓った出来事でした。